一級建築士事務所 栗原健一建築事務所

 
<建物概要>
■敷地 面積107u(32.5坪) 
近隣商業地域 準防火地域 第2種高度地区
■建築 木造防火構造2階建て
(塔屋/物干し場) 
延べ163u(49坪)
外壁/防火サイディング貼り 
屋根/カラーベスト葺き
全室バリアフリー設計
■設備 ホームエレベータ1基 
自動火災報知設備 消防署自動通報設備
避難設備(避難用バルコニー、避難ハシゴ)
システムキッチン 
全自動給湯設備 
WC/4室(内-車椅子対応型2室) 

■施主 有限会社 田楽
■施工 練馬建築事業協同組合
<デザインコンセプト>
グループホームという施設特有の条件、また限られた敷地面積等の条件の中で6室の個室を確保しつつ、この施設ゆえ必要となる水回り設備や通路を機能的に配置して利用効率を求める一方、吹き抜けを配置し天然木材を多用するなどして、変化とゆとりを感じさせる空間ともなるように計画した。

また、木造ではあるが構造計算をおこない、耐力壁をバランスよく配置、べた基礎を採用するなど「木造だからこそ」耐震性を重視した。

その他の安全性にも十分考慮し、入居者が快適に生活できるよう配慮したつもりであるので、愛着を持って長く利用されることを望んでいる。(栗原)

※グループホーム=認知症高齢者共同生活施設

共用スペース(食堂・ホール)↑↓
吹抜(食堂・ホール上部)  玄関 洗面・WC


 専用スペース(居室)
廊下・洗面・吹抜け 浴室